まちでの移動経路(特に、駅やバス停などの結節点や目的地までの経路)をわかりやすくするような誘導サインや案内サインの設置は、歩きやすいまちを考えるうえで重要です。一つの空間において多様な主体がサインを設けることがありますが、ごちゃごちゃしないように全体で調整して、シンプルでわかりやすい誘導を心がけることが大切です。また、誰もが安全に、かつ円滑に動くことができるような配慮も必要とされます。さらに、歩き続けたくなる、動くことが促されるような魅力的な誘導を行うことも大切です。具体的には、立体・壁面サインの活用や、歩道及び床面サインの活用、健康に歩くことを促すサインの設置などが考えられます。
歩行者志向のデザイン Design
04 行動をサポートする案内サイン
Guide Sign for Activity Support関連するキーワード


柏の葉ウォーカブルサイン(柏市):高架脇の単調な歩行者専用道に変化を与え、楽しく歩けるしかけとしての路面サイン。柏の葉のシンボルである柏の葉っぱをモチーフとしたサインには健康に関する情報が分かりやすく記載され、「健康への気づき」を楽しみながら得られるよう工夫されている。サインに記載されたQRコードを読み込むと、より詳細な情報にアクセスできる



