千葉県船橋市・海老川上流地区のまちづくりについて、健康まちづくりの推進という観点で協働をしています。
船橋市はこれまでに、水とみどりに「交わる」「つながる」ふなばしメディカルタウン構想として、医療センターを中心とした新しいまちづくりのコンセプトを整理しています。このコンセプトでは、次の3点を重視しています。
- 医療・福祉関連施設の整備・誘致
- 賑わいと活力を生み出す新駅の誘致
- ウォーキングコースや運動のできる公園等、健康増進施設の整備
このような基本コンセプトをよりよいものに高めていくべく、国内外の研究・エビデンスにもとづく評価、先進的な取り組みのフィードバック、重要な視点やアプローチの反映など、総合的な観点で協働を開始しています。この協働を推進するために、千葉大学と船橋市で平成29年4月21日に包括連携協定を締結しています。
なお、まちづくりの目標スケジュールは次のように示されています。
- 平成28年度は、地権者の意向把握、概略事業計画の検討
- 平成30年度を目標に構想を具体化、地権者合意形成
- 平成32年度を目標に都市計画決定、事業認可(区画整理)
- 平成33年度を目標に市立医療センター着工
- 平成38年度を目標に新駅の誘致
関連リンク
- 船橋市HP:海老川上流地区のまちづくり
- 船橋市HP:海老川上流地区のまちづくり概略事業計画の策定
- 千葉大学HP:4/21に千葉大学は船橋市と包括的な連携に関する協定を締結
千葉県内市町村との連携
千葉大学予防医学センターでは、千葉県内市町村と協働して健康まちづくりを推進しています。柏市柏の葉エリアでは、あるきやすいまちづくりを目指した、ウォーカブルなまちづくり戦略をUDCKと協働して推進しています。また、本センターの近藤克則教授は、松戸市と協働して都市型介護予防プロジェクトを推進しています。
- 柏市柏の葉エリア・UDCKと協働:ウォーカブルなまちづくり戦略の策定
- 松戸市と協働:都市型介護予防モデル「松戸プロジェクト」