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 自宅・仕事場だけでない、自分のための居場所としてのサードプレイス*¹(一人でゆっくりとしたりたたずむことができたり、自分らしくいられる場があったり、仲間と一緒に楽しく語らったり、趣味に興じたりすることができる場所)をまちのなかに見つけること、そしてそのような場を設けることは、いきいきと過ごす上で大切です。特に、パークヨガや太極拳、パークラン(parkrun)、趣味のスポーツをともに行うなど、楽しく仲間と身体を動かすことのできる場づくりができると、さらに楽しく豊かに健康まちづくりに携わることができます。

サードプレイス*¹とは、アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグ氏により提示された、自宅(1st)でも職場(2nd)でもない、第3の居心地の良い場所のことである。わいわい交流できる場、仲間と集える場、心地よい風を感じられる場、一人で佇める場など、サードプレイスは、個々人によって異なる。自分なりのサードプレイスがあると、まちに出るモチベーションが向上する
サードプレイスのイメージ図
Waiwaiドームしもつま(下妻市)
休日に気軽にヨガを楽しめる広場(長野市)
日常を楽しむ場としての左近山お散歩フェスティバル(横浜市旭区)
みちも工夫次第で憩いの場になる(丸の内ストリートパーク)
気軽に使えるまちなか広場(富山グランドプラザ)
まちにオープンな心地よいカフェ(有楽町「micro FOOD & IDEA MARKET」)

参考文献

*1 レイ・オルデンバーグ(著),忠平美幸(訳).(2013).サードプレイス:コミュニティの核になる「とぴきり居心地よい場所」,みすず書房