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 まちにおいて、多様な活動が展開されるためには、その時々に応じて柔軟な使い方のできるような場をまちなかに確保しておくことが求められます。例えば、普段は通行できる歩道空間や公共空間などに、露店・テント・屋台の設置が自由にできるよう余白となる空間を設けたり、日常は広場になっている場所が緊急時にはその時必要な場所(避難場所やサービス空間など)にも利用できるような柔軟な使い方のできる場所があると有用です。

喜多方市くらにわ平面図(福島県喜多方市)
喜多方市くらにわ立面図(福島県喜多方市)
道路設備(地上機)の設置に合わせて設けられたポケットパークは、普段は休憩などの行える小広場だが、イベントにも利用できるように準備されている。管理は地元商店街が担っている(くらにわ事業:喜多方市ふれあい通り)
喜多方くらにわ事業前
喜多方くらにわ事業後
松山市花園町通り (出典: 松山市 *¹)
マルシェイベントの風景
芝生広場
県産材を用いたベンチと目隠しルーバー
ロンドンのマーケット:毎週⼟曜日の朝になると、道路が車両通行止めとなりマーケットに早変わりする
ニューヨークのセントラルパーク:新型コロナウイルスの影響による病院のベッド不足に対応するためセントラルパークに野営病院が設営された

参考文献

*1 松山市都市整備部都市建設課.(2018).『花園町通りリニューアル 賑わいと交流を育む「広場を備えた道路」』